女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTAプレミアマンダトリー)は26日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク47位の
J・ゴルゲス(ドイツ)を7-6 (7-5), 6-3のストレートで破り、グランドスラムに次ぐグレードのWTAプレミアマンダトリーで初のベスト16進出を果たした同87位の
尾崎里紗は、第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)との4回戦に挑む。
>>尾崎vsケルバー ポイント速報<<今大会、尾崎は予選2試合を勝ち抜いて本戦入り。1回戦では
L・キリコ(アメリカ)を逆転で下して大会初勝利、2回戦では第16シードの
K・ベルテンス(オランダ)をフルセットで破るシードダウンを演じ、元世界ランク15位のゴルゲスとの3回戦へ駒を進めた。
今シーズンはホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、WTAインターナショナル)で予選を突破し、本戦では
奈良くるみ、
L・サファロバ(チェコ共和国)を破ってベスト8に進出。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では四大大会初の本戦ストレートインを果たした。
尾崎とケルバーは今回が初の対戦。ケルバーは初戦の2回戦でインイン・デュアン、3回戦で
S・ロジャース(アメリカ)をそれぞれストレートで下しての勝ち上がり。
女王のケルバーは、昨年の全豪オープンでグランドスラム初優勝。8月のリオデジャネイロ・オリンピックで銀メダルを獲得すると、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でグランドスラム2勝目をあげ、大会後に発表された世界ランキングで1位を記録。
今季は未だツアー優勝がなく、4回戦で敗退した全豪オープン後には世界ランク1位の座を
S・ウィリアムズ(アメリカ)に明け渡したが、20日に発表された世界ランキングで1位に返り咲いた。
また、同日の3回戦では第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第7シードの
S・クズネツォワ(ロシア)、第10シードの
J・コンタ(英国)、第11シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第14シードの
S・ストーサー(オーストラリア)はベスト16進出を果たしたが、第8シードの
M・キーズ(アメリカ)は敗れた。
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