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フェデラー8強 貫禄の勝利

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は28日、シングルス4回戦が行われ、第4シードのR・フェデラー(スイス)が第14シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を7-6 (7-5), 7-6 (7-4)のストレートで破り、3年ぶりのベスト8進出を果たした。

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この試合、フェデラーは第9ゲームでバウティスタ=アグにブレークを許すが、すぐに第10ゲームでブレークバックに成功。その後のタイブレークを制して第1セットを先取する。

続く第2セットでも両者1度のブレークからタイブレークとなるが、最後は元世界ランク1位の貫禄あるプレーでポイントを連取したフェデラーが取りきり、1時間57分で勝利を手にした。

準々決勝では、第10シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。ベルディヒは、同日の4回戦でA・マンナリノをストレートで下しての勝ち上がり。

現在35歳のフェデラーは膝の怪我から復帰を果たした今シーズン、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で大会7年ぶり5度目の優勝、さらに歴代最多優勝数を更新する18勝目をあげた。

前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)ではトータルで1セットも落とさず、N・ジョコビッチ(セルビア)に並ぶ大会最多5度目のタイトルを獲得。

今大会は、初戦の2回戦でF・ティアフォー(アメリカ)、3回戦で第29シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)をいずれもストレートで下して4回戦へ駒を進めている。






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(2017年3月29日8時43分)

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