男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝、オーストラリア対アメリカ(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は7日、シングルス第1試合が行われ、世界ランク79位の
J・トンプソン(オーストラリア)が同15位の
J・ソック(アメリカ)を6-3, 3-6, 7-6 (7-4), 6-4で破り、オーストラリアが1勝をあげた。
初対戦となったこの日、セットカウント1−1で迎えた第3セットをタイブレークの末に取ったトンプソンは、その後の第4セットで流れを掴んで2度のブレークに成功し、3時間3分で勝利を手にした。
続くシングルス第2試合では、
N・キリオス(オーストラリア)と
J・イズナー(アメリカ)が対戦している。
オーストラリアとアメリカは過去に46度対戦しており、オーストラリアから20勝26敗。昨年のワールドグループ1回戦で対戦した時はアメリカが3−1で勝利した。
オーストラリアは、今大会のワールドグループ1回戦でチェコと対戦し、デビスカップ初選出となった22歳のトンプソンがシングルスで2勝をあげる活躍を見せ、2年ぶりのベスト8進出を決めた。
オーストラリアがデビスカップで優勝したのは2003年まで遡る。その時は
L・ヒューイット(オーストラリア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)らが所属し、
J・C・フェレーロ(スペイン)、
C・モヤ(スペイン)らスペインを下して28度目の優勝を果たした。
元世界ランク1位のヒューイットは、2016年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を最後に現役引退。その後、オーストラリア代表の監督に就任した。
オーストラリアとアメリカの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
シングルス第1試合:J・トンプソン 6-3, 3-6, 7-6 (7-4), 6-4 J・ソック
シングルス第2試合:N・キリオス vs J・イズナー
【大会2日目】
ダブルス第1試合:
S・グロス(オーストラリア)/
J・ピアース(オーストラリア) vs
S・ジョンソン(アメリカ)/
S・クエリー(アメリカ)【大会3日目】
シングルス第1試合:N・キリオス vs J・ソック
シングルス第2試合:J・トンプソン vs J・イズナー
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