テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、第16シードの
L・プイユ(フランス)が世界ランク98位の
J・ベネトー(フランス)に7-6 (8-6), 3-6, 4-6, 6-3, 6-4の逆転で勝利し、2年連続3度目の初戦突破を果たした。
>>杉田vsジョンソン 1ポイント速報<<>>ナダルvsペール 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<12歳差の同胞対決となったこの試合、先にセットを奪ったプイユだったが、第2セット第6ゲームと第3セット第1ゲームでブレークされ、逆転を許す展開に。さらに第4セットでも先にブレークを許したが、すぐにブレークバックするとそこから4ゲームを連取。第4セットをものしたプイユは、続くファイナルセットも続けて奪い、3時間21分の激戦を制した。
2回戦では、世界ランク61位の
T・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。ベルッチは1回戦で同81位の
D・ラヨビッチ(セルビア)を4-6, 7-5, 6-4, 6-4で破っての勝ち上がり。
23歳のプイユは、昨年の全米オープン4回戦で
R・ナダル(スペイン)を破るなどの活躍で注目を集めた。今シーズンも好調を維持しており、すでにツアーで1勝をあげている。
一方、敗れたベネトーは現在35歳。ダブルス巧者としても知られており、ダブルスの世界ランキングでは5位に上り詰めた。今大会にもJ・シャーディとペアを組み出場する。
同日に行われた男子シングルス1回戦では、予選勝者の
ダニエル太郎が
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)をストレートで下して2回戦へ進出。
杉田祐一は第25シードの
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦したが、3-6, 3-6, 7-6 (7-4), 4-2の時点で日没による順延となった。
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