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ジョコ アガシと「最初は電話」

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は31日、男子シングルス2回戦が行われ、2連覇に向けて12年連続の3回戦進出を果たしたN・ジョコビッチ(セルビア)が試合後の会見で新コーチとのA・アガシ(アメリカ)との出会いについて「最初は電話だった」と明かした。

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ジョコビッチは、5月5日に長年自身をサポートしてくれたコーチらチームメンバーとの契約を終了。22日に新コーチとしてグランドスラムで8度の優勝を誇るアガシを迎え入れたことを発表した。

29歳のジョコビッチは「この、7・8カ月は批判されることが多かったが、それでも彼(アガシ)はフォローしてくれていて、それを感謝したくて電話番号をたずねた。その気持ちを伝えようと電話をしたら、45分くらい話してしまった。それから今の関係を築くような時間や場所を持つようになった。」

「今では彼がチームの一員になってくれたこと、彼と出会えたことにいくら感謝しても足りない。遠くにいようと関係ない。毎日話をするし、彼から与えられることが多く、それが自分の日々の生活にとても有意義なものになっている」とコメントした。

この日は、世界ランク59位のJ・ソウサ(ポルトガル)を6-1, 6-4, 6-3のストレートで退けた。この試合についてジョコビッチは「素晴らしい第1セットだった。やりたいことが全て出来た。第2セットの途中から第3セットの途中くらいまでは、彼に挽回出来ると思わせてしまい、彼はより良いプレーをし始めた。」

「彼に時間を与えたらとても危険だったから時間を与えないようにした。大切な時には我慢も出来た。試合の終え方、最後の数ゲームは前向きにとらえられるもの。1回戦より良かったと思う」と試合を振り返った。

また、ジョコビッチは5月末で2012年からのユニクロとのスポンサー契約期間が終了となり、今大会からは新たにアンバサダー契約を締結したラコステのウェアを身にまとって試合に臨んでいる。

胸にクロコダイルがいるが、そのことについてどう感じているかという問いについては「ラコステと契約したことに誇りを感じている。これを着ていることで、ラコステのレガシーや伝統を表しているから。世界で成功をおさめたラコステというブランドのアンバサダーになれたことは最高の誇りである」と語った。






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(2017年6月1日17時31分)

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