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全仏OPで悲劇 無念の途中棄権

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、第10シードのD・ゴファン(ベルギー)は世界ランク65位のH・セバリョス(アルゼンチン)と対戦したが、右足首を負傷する悲劇に見舞われ、無念の途中棄権となった。

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この日、第1セットの第10ゲームでセットポイントを握ったゴファンは、ボールを追いかけた際に右足首がコートカバーに引っかかり転倒。その後はトレーナーに診てもらうもプレーを続けられず、支えられてコートを後にした。

試合後にゴファンのコーチが会見で「あまり詳細は分からない。足首を捻ったけど、横には捻ってはいないようだ。靭帯や骨には問題ない。それだけが心配だった。それ以外の言葉を言えない」と状況を明かした。

今回の転倒は大会側に怒りはあるか?との問いには「選手に対してコート上での安全は課題となっていたはず。ここのスタッフも十分プロだと思う。もちろん、彼等自身も同じようなことを自身に問うだろう」とコメントした。

ゴファンにとって全仏オープンは思い出の地。2012年にはラッキールーザーから本戦入りし、R・フェデラー(スイス)との4回戦進出の快進撃を見せた。また、今季は2勝をあげており、今年2月には世界ランキングで初のトップ10入りを果たしていた。

一方、思わぬ形で四大大会初の16強入りとなったセバリョスは、4回戦で第6シードのD・ティエムと対戦する。ティエムは3回戦で第25シードのS・ジョンソン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。






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(2017年6月3日10時58分)

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