テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)と世界ランク56位の
K・アンダーソン(南アフリカ)の男子シングルス4回戦が行われたが、第2セット途中でアンダーソンが途中棄権となったため、チリッチは思わぬ形で初のベスト8進出となった。
>>錦織vsマレー 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、ファーストサービスが入った時に86パーセントの確率でポイントを獲得したチリッチが6−3で第1セットを先取。続く第2セット、第1ゲームからチリッチが3ゲームを連取したところで、アンダーソンが棄権を申し入れた。
8強入りとなったチリッチは、準々決勝で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカは、4回戦で第15シードの
G・モンフィス(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
28歳のチリッチは今大会、初戦で
E・ガルビス(ラトビア)、2回戦で
K・クラフチュク(ロシア)、3回戦で
F・ロペス(スペイン)をいずれもストレートで破って4回戦に駒を進めていた。
全仏オープンには、今年で11年連続の出場で、2009・2010・2015年にはベスト16進出を果たしている。昨年は1回戦で
M・トランジェリティ(アルゼンチン)に敗れていた。
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