テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、男子シングルス4回戦が行われ、4年連続7度目のベスト8進出を果たした第1シードの
A・マレー(英国)が試合後の会見で、対戦した世界ランク53位の
K・カチャノフ(ロシア)について「明らかに今のところ若手の中でも最高の選手の1人。今季にはトップ25とかトップ20になるだろう」と絶賛した。
>>錦織vsマレー 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、5本のサービスエースを放ったマレーは、5度のブレークに成功して2時間4分で勝利を手にした。
今大会、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)や
J・イズナー(アメリカ)らシード勢を下して四大大会初のベスト16進出を果たしたカチャノフの今後について問われたマレーは「どれほど練習するかとか、どれほどテニスに専念しているかとか、それが今後を占うのには重要。彼は今、とてもテニスに夢中になっていて、それは本当に重要なこと」とコメント。
続けて「とても良いコーチもついてるし、彼のテニスはとてもパワフル。ビッグサービスもあり、ビッグショットも打つ。タイミングも良い」と称賛した。
王者マレーは準々決勝で、8勝2敗と勝ち越している第8シードの
錦織圭と対戦する。
対する世界ランク9位の錦織は、4回戦で世界ランク37位の
F・ベルダスコ(スペイン)を逆転で下して2年ぶりのベスト8進出を決めている。
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