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マレー警戒 ワウリンカ戦

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、4年連続5度目のベスト4進出を果たした第1シードのA・マレー(英国)が試合後の会見で、第3シードのS・ワウリンカ(スイス)との準決勝を「かなりタフな試合になるだろう」と警戒した。

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7日に第8シードの錦織圭に勝利したマレーは「今日の試合の嬉しいことは、ベストのプレーではなかった中でトップ選手から大舞台で勝利をものに出来たということ」と手応えを得ている。

準々決勝で第1セットを落としたマレーだったが、第2セットで見事な反撃でセットカウント1−1に追いつくと、続く第3セットではタイブレークを制して王手をかけた。その後、ペースを掴んだマレーは圧倒し、2時間39分で逆転勝ちした。

準決勝で対戦するワウリンカについては「あまり考えてはいない。でも昨年も似たような状況からの試合だった」と述べた。

両者は昨年の全仏オープン準決勝でも対戦し、その時はマレーが6-4, 6-2, 4-6, 6-2で勝利している。

マレーは「あの試合は、クレーコートで最高の試合の1つだった。勝つには同じことをする必要がある」と、意気込みを語った。

今大会、マレーは1回戦でA・クズネツォフ(ロシア)、2回戦でM・クリザン(スロバキア)、3回戦で第29位のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、4回戦でK・カチャノフ(ロシア)、そして準々決勝で第8シードの錦織を下しての勝ち上がり。

3・4回戦以外は各1セット落とすなど苦しい勝ち上がりのマレーに対し、ワウリンカは1セットも落とさずに準決勝へ駒を進めている。

「今日(錦織との準々決勝)より良いプレーをする必要があるだろう。スタン(ワウリンカ)がどんなプレーをしてくるか分からないし、自分もどんなプレーが出来るかも分からない。勝利のために何が必要かを探すだけ。それを金曜日にしようと思う」とマレーは意気込んだ。






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(2017年6月8日20時56分)

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