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【速報】錦織16強ならず

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス3回戦が行われ、第9シードの錦織圭は第18シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)に4-6, 6-7 (3-7), 6-3, 3-6で敗れ、2年連続3度目のベスト16進出とはならなかった。

>>ウィンブルドン対戦表<<

この日、序盤から得意のバックハンドのウィナーを決めた錦織だったが、互いにサービスキープが続いて迎えた第10ゲームでミスが先行してバウティスタ=アグにブレークを許し、第1セットを落とす。

続く第2セットも激しいストローク戦となり、ドロップショットなど多彩な攻めを見せたがブレーク出来ず、両者サービスキープが続く。タイブレークでは、ミスが続いてバウティスタ=アグにポイント先行を許し、2セットダウンの崖っぷちに立たされる。

第3セット、依然として試合の主導権を掴めない錦織だったが、第8ゲームで試合を通じて初のブレークに成功し、リードを守って第3セットを奪い返す。

第4セット、第1ゲームでブレークに成功した錦織だったが、第4ゲームでブレークバックを許してしまう。その後もバウティスタ=アグの流れを止めることが出来ず、粘りを見せたが敗退となった。

今大会は1回戦で世界ランク102位のM・チェッキナート(イタリア)、2回戦で同122位のS・スタコフスキ(ウクライナ)を破って2年連続で3回戦に駒を進めていた。

ウィンブルドンには今年で9度目の出場。2014・2016年はベスト16進出を果たしてたが、2015年から2年連続で棄権した。

今シーズンの四大大会は、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で6年連続の16強。続く全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2年ぶりに準決勝進出を果たした。

芝初戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では、臀部の痛みにより2回戦を途中棄権していた。

一方、2年ぶり2度目のベスト16進出を果たしたバウティスタ=アグは4回戦で、第7シードのM・チリッチ(クロアチア)と第26シードのS・ジョンソン(アメリカ)の勝者と対戦する。






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(2017年7月7日23時02分)

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