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ナダル 快勝で3年ぶり16強

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シードのR・ナダル(スペイン)が21歳で第30シードのK・カチャノフ(ロシア)を6-1, 6-4, 7-6 (7-3)のストレートで下し、3年ぶり7度目のベスト16進出を果たした。

>>ウィンブルドン対戦表<<

この日、威力抜群のフォアハンドで多くのウィナーを奪ったナダルは、カチャノフにわずか1ゲームしか与えず第1セットを先取。

続く第2セット、ネットにでるなど積極的に攻撃を仕掛けたナダルが、カチャノフに1度もブレークポイントを与えずこのセットを奪い、4回戦進出に王手をかける。

第3セット、互いにサービスキープが続いたが、試合の主導権を握ったナダルがタイブレークを制して勝利を手にした。

4回戦では、第16シードのG・ミュラー(ルクセンブルグ)と対戦する。ミュラーは、3回戦で世界ランク58位のA・ベデネ(スロベニア)をストレートで下しての勝ち上がり。

今大会は、1回戦で世界ランク137位のJ・ミルマン(オーストラリア)、2回戦で同43位のD・ヤング(アメリカ)をそれぞれストレートで下しての勝ち上がり。

過去のウィンブルドンでは5度決勝に進出しており、2008・2010年にはタイトルを獲得。昨年は左手首の怪我を理由に欠場した。

今季のグランドスラムは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾り、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では史上最多10度目のタイトルを獲得。

全仏オープンを含めてクレー4大会で優勝を飾るなど、好調をキープしている。

準々決勝で対戦する可能性があった第9シードの錦織圭は、シングルス3回戦で第18シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)に敗れた。






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(2017年7月8日1時57分)

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