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二宮「あと2ポイントだった」

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は14日、女子ダブルス準決勝が行われ、二宮真琴/ R・ボラチョーバ(チェコ共和国)は第9シードのチャン・ハオチン(台湾)/ M・ニクルスク(ルーマニア)組に6-7 (4-7), 6-4, 7-9のフルセットで敗れ、惜しくも四大大会初の決勝進出とはならなかった。

>>ウィンブルドン対戦表<<

この日、ファイナルセットで一進一退の攻防が続く中、第10ゲームで二宮/ ボラチョーバ組は勝利まであと2ポイントに迫った。しかし、チャン/ ニクルスク組に追い上げられると、最後は二宮のリターンがサイドアウトし、2時間58分の激闘に終止符が打たれた。

試合後の会見で、23歳の二宮は「1番は悔しいです。自分が出来ることは精一杯やったと思ったので、悔いはないです。けど、決勝まであと2ポイントだったのは悔しいです」と心境を明かした。

準決勝では二宮のフォアハンドが冴え、鮮やかなロブや、サイドを抜く鋭いショットを決めて約11,000人収容のコート1の観客を沸かせた。

「ここ(準決勝)に来るまでに、沢山ピンチもありました。課題が今大会で克服出来たので、自信にもなった」

日本女子で2007年の杉山愛以来10年ぶりの決勝進出とはならなかったが、2013年の青山修子以来となるベスト4進出を果たした二宮は「今回のダブルスで得たものは、シングルスにもつながると思います」と前を向いた。

一方、勝利したチャン/ ニクルスク組は、決勝で第2シードのE・マカロバ(ロシア)/ E・ヴェスニナ(ロシア)組と対戦する。






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(2017年7月15日7時01分)

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