女子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、WTAプレミア5)は10日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク934位の
S・スティーブンス(アメリカ)が第3シードの
A・ケルバー(ドイツ)を6-2, 6-2のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
24歳のスティーブンスは2013年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4へ進出し、同年の11月に世界ランキングで11位を記録した。
しかし、以降は怪我に苦しみ、その影響で現在は934位まで下げている。
今大会では1回戦で
Y・プチンセワ(カザフスタン)に逆転で勝利すると、2回戦で第14シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、そして3回戦で元女王のケルバーを下して8強へ駒を進めた。
準々決勝では、世界ランク41位の
L・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。サファロバは3回戦で
E・マカロバ(ロシア)をフルセットで破っての勝ち上がり。
同日の3回戦では予選勝者の
大坂なおみが第1シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)に挑むも、ファイナルセットの途中で腹筋の負傷により棄権した。
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