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男子テニスのW＆Sオープン（アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000）は１６日、男子シングルス２回戦が行われ、世界ランク３１位のＤ・フェレール（スペイン）がラッキールーザーで出場のＪ・ティプサレビッチ（セルビア）に6-4, 6-7 (5-7), 6-1のフルセットで勝利し、３年ぶりの３回戦進出を決めた。

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この試合、第１・２セット共にブレークの多い試合展開となったが、ファイナルセットではフェレールがサービスゲームでのポイント獲得率を高め、２時間２５分で勝利した。

３回戦では第１１シードのＰ・カレノ=ブスタ（スペイン）と対戦する。カレノ=ブスタは、２回戦で世界ランク２６位のＭ・ズベレフ（ドイツ）をストレートで下しての勝ち上がり。

元世界ランク３位のフェレールは、今季序盤で初戦敗退が相次いでいたが、ウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）以降調子を上げ、スキースター・スウェーデン・オープン（スウェーデン/バスタード、レッド クレー、ATP250）では、約１年９ヶ月ぶりのツアータイトルを獲得した。

一方、敗れたティプサレビッチは怪我の影響でランキングを落としていたが、２０１２年に８位を記録した実力者。今シーズンはチャレンジャー４大会で優勝を飾っている。

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