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奈良くるみ 相性良い全米で勝利

奈良くるみ
5年連続初戦突破の奈良くるみ
画像提供: tennis365.net
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク116位の奈良くるみが同86位のS・ソリベス=トルモ(スペイン)を6-1, 6-2のストレートで下し、5年連続の初戦突破を果たした。

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試合後の会見で、奈良は「(ソリベス=トルモが)重いボールで左右に振ってくるのは想定できていて、攻め急がないように落ち着いていこうというのが試合前からイメージできていました」と話すように、この日は終始主導権を握り、1時間1分で勝利を手にした。

今大会まではツアー本戦での敗戦が続いていたが「何週間も勝ててなかったですが、いい試合はしていた。何より怪我もなかったので、勝ちたいという気力だけはいつもよりも持って、この大会に臨んでいます」と意気込んでいる。

2回戦では、第8シードで元世界ランク2位のS・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。クズネツォワは1回戦で世界ランク67位のM・ボンドロウソバを下しての勝ち上がり。

25歳の奈良は、全米オープンに今年で5年連続の出場。2013年には予選を突破して本戦初出場を果たし、3回戦へ進出した。

「特に全米オープンは予選から上がって、グランドスラムで初めて1回戦を勝った場所でもあるので、プレーしやすい場所でもあります」

また、9月11日開幕のジャパンウィメンズオープン(日本/東京、ハード、WTAインターナショナル)を最後に2度目の現役を引退すると発表した46歳の伊達公子について、奈良は土居美咲とともにダブルスを組んでもらい、練習をしてもらうなどでお世話になったと述べた。

「伊達さんから学ぶことは多かったですし、自分にはないものを持っていた方」

その他の日本勢では、日比野菜緒尾崎里紗が同日の1回戦で四大大会初勝利をあげた。大坂なおみは前日の1回戦で、昨年優勝を飾ったA・ケルバー(ドイツ)を破る金星をあげて2回戦進出を果たした。






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(2017年8月31日9時53分)

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