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シャラポワ 敗退も最高の経験

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、女子シングルス4回戦が行われ、元世界ランク1位のM・シャラポワ(ロシア)は第16シードのA・セバストバ(ラトビア)に7-5, 4-6, 2-6の逆転で敗れ、5年ぶり4度目のベスト8進出を逃した。試合後の会見では「最終的には多くを得ることができた。最高の経験だった。この機会を与えてくれてとても感謝しているし、ベストを尽くした」と四大大会復帰戦の今大会で手応えを得ていた。

>>ナダル、フェデラーら全米OP対戦表<<

「たくさんのことを得たし、前向きな気持ちも得ることができた。たくさんの観客の前で試合をするができた。今回のような機会を与えてもらって、感謝の気持ちでいっぱい」

今年4月にドーピング違反から復帰を果たしたシャラポワは、今年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)はワイルドカード(主催者推薦)が与えられなかった。

しかし、今大会はワイルドカードを獲得し、昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来の四大大会への出場だった。

そして、1回戦で第2シードのS・ハレプ(ルーマニア)を破ると、2回戦でT・バボス(ハンガリー)、3回戦でS・ケニン(アメリカ)(アメリカ)を下していた。

4回戦は27歳のセバストバから第1セットを先取したが、2時間16分で力尽きた。

「彼女(セバストバ)はバリエーションに富んだプレーをしていたし、どんどんボールを返してきた。自信を持っていたし、流れが彼女へ傾いてしまった。何歩か下がってしまったから、彼女に時間を与えてしまった」

勝利したセバストバは、準々決勝でS・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。






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(2017年9月4日11時51分)

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