テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は9日、女子シングルス決勝が行われ、世界ランク83位の
S・スティーブンス(アメリカ)が第15シードの
M・キーズ(アメリカ)を6-3, 6-0のストレートで破り、四大大会初優勝を果たした。アメリカ勢の全米オープン優勝は2014年の
S・ウィリアムズ(アメリカ)以来3年ぶり。
>>ナダルvsアンダーソン 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<決勝戦、今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で足のけがから復帰したスティーブンスは鉄壁のディフェンスでキーズからミスを誘い出し、第1セットを30分で先取。第2セットも流れは完全にスティーブンスに傾き、1ゲームも与えずに1時間1分で優勝を決めた。
アメリカ勢でセリーナと
V・ウィリアムズ(アメリカ)以外が全米オープンを制したのは、1998年に優勝した
L・ダベンポート(アメリカ)以来19年ぶりとなった。
また、今大会の女子シングルスは1968年のオープン化以降、1981年以来36年ぶりにアメリカ勢が4強を独占した。


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