女子テニスのジャパン ウィメンズオープン(日本/東京、ハード、WTAインターナショナル)は17日、シングルス決勝が行われ、世界ランク171位の
加藤未唯は同100位の
Z・ディアス(カザフスタン)に2-6, 5-7のストレートで敗れ、ツアー初優勝とはならなかった。
決勝戦、加藤は第1ゲームでブレークを許す。第7ゲームでは最後ダブルフォルトを犯してブレークされ、第1セットを落とす。第2セットもリードされる中、ディアスの攻撃的なテニスに食らいついて追いつくも第11・第12ゲームを連取され、日本人女子のシングルスで
土居美咲以来11人目のツアー優勝とはならなかった。
今大会で22歳の加藤は予選3試合を勝ち抜き、1回戦で
日比野菜緒、2回戦で第4シードの
Kr・プリスコバ(チェコ共和国)、準々決勝で
A・クルニッツ(セルビア)、準決勝でJ・フェット(クロアチア)を破る快進撃でツアー初の決勝の舞台へ駒を進めていた。
一方、加藤と同様に予選から勝ち上がってきた23歳のディアスは、今回の勝利でツアー初優勝となった。
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