男子テニスの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)は2日、シングルス1回戦が行われ、19歳の
高橋悠介は世界ランク52位の
R・ハリソン(アメリカ)に4-6, 6-4, 4-6のフルセットで敗れ、ツアー初勝利を上げることは出来なかった。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<この試合、高橋はミスの目立つハリソンからポイントを連取し、第1ゲームでいきなりブレークに成功したが、第4ゲームでブレークバックを許す。その後は両者サービスキープが続くも、第10ゲームで再びブレークされて第1セットを落とす。
続く第2セット、2度のブレークに成功した高橋はリードを守りきってこのセットを奪い返し、セットカウント1−1に。
ファイナルセット、互いに1ブレークずつと譲らぬ展開になったが、高橋は第10ゲームで再びサービスゲームを破られ、2時間1分で敗れた。
今大会は、予選1回戦で
A・メナンデス=マセイラ−ス(スペイン)、予選決勝で
V・ポスピシル(カナダ)にそれぞれストレートで勝利し、ツアー初の本戦出場を決めていた。
高橋は、2016年1月にプロへ転向。今季はフューチャーズ3大会で優勝、2大会で準優勝を飾っており、8月には世界ランキングで自己最高の238位を記録した。
ジュニア時代には全国中学生テニス選手権大会を2連覇を達成。その後もインターハイや全日本ジュニアでタイトルを獲得するなどの活躍を見せた。
一方、勝利したハリソンは2回戦で第5シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンは、1回戦で世界ランク45位の
G・シモン(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、その他の日本勢では
杉田祐一、ワイルドカードで出場の
ダニエル太郎と
内山靖崇、
添田豪が出場。添田は
A・マナリノ(フランス)にストレートで敗れて初戦敗退、内山は同日の1回戦で予選勝者のF・シュクゴール(クロアチア)と対戦する。
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