女子テニスの天津オープン(中国/天津、ハード、インターナショナル)は15日、シングルス決勝が行われ、世界ランク86位の
M・シャラポワ(ロシア)が同102位の
A・サバレンカ(ベラルーシ)を7-5, 7-6 (10-8)のストレートで下して復帰後初、さらにツアー約2年5カ月ぶりの優勝を果たし、キャリア通算36勝目をあげた。
>>フェデラーvsナダル 1ポイント速報<<この日、序盤から互いにブレークし合う展開となるも、シャラポワが第11ゲームで3度目のブレークに成功し、第1セットを先取。
続く第2セット、ゲームカウント1−5と大きくリードを許したが、ここから5ゲームを連取すると、最後はタイブレークを制して優勝を決めた。
現在30歳のシャラポワは、ドーピング違反による15カ月の出場停止処分から今年4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)で復帰。
今大会は、1回戦で第9シードの
I・C・ベグ(ルーマニア)、2回戦で
M・リネッタ(ポーランド)、準々決勝で
S・ボーゲル(スイス)、準決勝で第3シードの
ペン・シュアイ(中国)を下し、復帰後7大会目にして初のツアー決勝進出を果たしていた。
今回のツアータイトルは、シャラポワにとって復帰後初、さらに2015年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア)以来 約2年5カ月ぶりの優勝となった。
■関連ニュース■
・シャラポワ 処分決定の裏側・シャラポワ 勝利後、涙の理由・大坂「来年が待ちきれない」