国内テニスツアーの第92回 三菱全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)は28日、女子シングルス決勝戦が行われ、第1シードの
今西美晴(島津製作所)が第6シードの
秋田史帆(北島水産)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで破り、念願の初優勝を果たした。
>>全日本選手権 女子対戦表<<>>全日本選手権 男子対戦表<<決勝戦、第1セットを先取した今西だったが、続く第2セットでは第10ゲームで秋田にブレークされてセットカウント1−1に。
その後、ファイナルセットでは先にリードを許す展開となったが、粘り強くプレーし、迎えた第10ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチを取りきって勝利を手にした。
今西は今大会、初戦の2回戦で細沼千紗(早稲田大学)、3回戦で第14シードの
林恵里奈(福井県体育協会)、準々決勝で第12シードの
小堀桃子(橋本総業ホールディングス)、準決勝で第7シードの
田中優季(安藤証券)をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。
昨年、2度目の決勝へ進出するも
大前綾希子(島津製作所)に敗れて準優勝に終わっており、今回は3度目の正直で念願のタイトル獲得となった。
一方、秋田は初戦の2回戦で藤原夕貴(姫路大学)、3回戦で
輿石亜佑美(浦和麗明高校)、準々決勝で第2シードの
波形純理(伊予銀行)、準決勝で第8シードの
加治遥(島津製作所)を下して初の決勝進出を果たしていた。
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