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ダニエル太郎 今季2度目V逃す

ダニエル太郎
全米OP時のダニエル太郎
画像提供: tennis365.net
男子テニスの下部大会であるAPIS キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、ATPチャレンジャー)は5日、シングルス決勝が行われ、第2シードのダニエル太郎は第3シードのM・エブデン(オーストラリア)に6-7 (4-7), 4-6のストレートで敗れ、今季2度目の優勝とはならなかった。

決勝戦、ダニエル太郎は序盤から自身のサービスゲームで苦戦し、第2ゲームで先にブレークを許す。第9ゲームでブレークバックに成功してタイブレークに持ち込んだが、ネットプレーなど積極的に攻めるエブデンにポイントを先行され、第1セットを落とす。

続く第2セットも互いに譲らぬ展開となったが、第7ゲームで先にブレークされてしまう。その後も挽回することが出来ず1時間26分で敗れ、3月のコパ・シティ・ティグレ(アルゼンチン/ティグレ、ハード 、ATPチャレンジャー)以来となる今シーズンチャレンジャー2勝目をあげることは出来なかった。

今大会は、1回戦で世界ランク443位のA・ゲム(ブラジル)、2回戦でM・ベインズ(オーストラリア)、準々決勝で第8シードのO・ジャシカ(オーストラリア)、準決勝で同230位のA・ボルト(オーストラリア)を下し、1セットも落とすことなく決勝に勝ち上がっていた。

世界ランク108位のダニエル太郎は今季、9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で大会初勝利をあげ、2回戦では世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)を相手に善戦。10月の寧波チャレンジャー(中国/寧波、ハード、ATPチャレンジャー)決勝では、元世界ランク8位のM・ユーズニー(ロシア)に敗れるも準優勝を飾った。

一方、勝利したエブデンは今季初のタイトル獲得となった。

29歳のエブデンは2006年にプロへ転向。世界ランキングの自己最高は2012年に記録した61位で、今季7月のホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)では、予選からツアー初の準優勝を飾っていた。






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(2017年11月5日12時12分)

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