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ティーム 4強へ望みつなぐ

男子テニスの最終戦であるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は15日、グループ・ピート サンプラスのシングルス予選ラウンドロビンが行われ、第4シードのD・ティーム(オーストリア)が繰り上がりで出場のP・カレノ=ブスタ(スペイン)を6-3, 3-6, 6-4のフルセットで下し、1勝目をあげた。

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第1セット、深いボールをコントロールしてカレノ=ブスタのミスを誘ったティームが第5ゲームでブレークに成功。第9ゲームで再びカレノ=ブスタのサービスゲームを破ってこのセットを先取する。

続く第2セットを落としたが、ファイナルセットでは第1ゲームで先にブレーク。第6ゲームでブレークバックを許したが、最後は第9ゲームで再びブレークに成功して激闘を制した。

世界ランク4位のティームは今季、リオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でタイトルを獲得し、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)ではマスターズ初の決勝進出を果たした。ATPファイナルズは2年連続2度目の出場。

予選ラウンドロビン第1試合では、第6シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)に3-6, 7-5, 5-7のフルセットで敗れており、今回で1勝1敗とした。

一方、敗れたカレノ=ブスタは、第1シードのR・ナダル(スペイン)が膝の負傷で棄権したことにより、繰り上がりでATPファイナルズ初出場を果たしていた。

現在、ティームと第7シードのD・ゴファン(ベルギー)が1勝1敗で並んでおり、共に準決勝進出の可能性を残している。

今大会のシングルスはグループ・ピート サンプラスとグループ・ボリス ベッカーに分かれ、各グループの4選手が総当り戦を行う。各グループの上位2名が決勝トーナメントへ進出し、1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。

獲得ポイントは予選ラウンドロビンで1勝する毎に200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する

【グループ・ピート サンプラス】
(1)R・ナダル 棄権 0勝1敗
(4)D・ティーム 1勝1敗
(6)G・ディミトロフ 2勝0敗
(7)D・ゴファン 1勝1敗
(補)P・カレノ=ブスタ 0勝1敗

【グループ・ボリス ベッカー】
(2)R・フェデラー(スイス) 2勝0敗
(3)A・ズベレフ(ドイツ) 1勝1敗
(5)M・チリッチ(クロアチア) 0勝2敗
(8)J・ソック(アメリカ) 1勝1敗

アシックス




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(2017年11月16日7時20分)

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