男子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県豊田市、カーペット)は16日、ダブルス準々決勝が行われ、第3シードの
マクラクラン勉/
内山靖崇組がゼ・リー(中国)/
高橋悠介組を6-4, 6-1のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。
この日、第1セットの第2ゲームでリー/ 高橋組に先にブレークを許したマクラクラン/ 内山組だったが、続く第3ゲームでブレークバックに成功すると勢いに乗り、このセットを先取。
その後、第2セットでは共にリターンで攻めたマクラクラン/ 内山組が第2ゲームから6ゲームを連取し、わずか55分で勝利を手にした。
内山は、同日のシングルス2回戦で第5シードの
J・ミルマン(オーストラリア)に敗れるも、6-7 (5-7), 7-6 (13-11), 6-7 (9-11)の激闘を戦い抜き、ダブルス準々決勝へ挑んでいた。
準決勝では、M・パーセル(オーストラリア)/
A・ウィッティントン(オーストラリア)組と対戦する。パーセル/ ウィッティントン組は同日の準々決勝で第1シードの
A・ボルト(オーストラリア)/ B・モーズリー(オーストラリア)組を破っての勝ち上がり。
同い年のマクラクラン/ 内山組は、10月の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)で、今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)覇者の
JJ・ロジェール(アンティル)/
H・テカウ(ルーマニア)組や
J・マレー(英国)/
B・ソアレス(ブラジル)組らを破る快進撃を見せ、約12年ぶりの日本ペア優勝を果たす快挙を達成。
先週の兵庫ノア・チャレンジャー2017(日本/兵庫、室内ハード)では大会初のタイトルを獲得しており、2週連続優勝を狙う。
2008年にスタートしたダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジは、2017年大会の開催を最後に終了となる。
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