女子テニス協会のWTAは20日、公式サイトでシングルス元世界ランク2位のJ・ノボトナ氏(チェコ共和国)が、癌との長い闘病生活の末、今月19日に家族に看取られながら亡くなったことを発表した。享年49歳だった。
ノボトナは、1998年のウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)シングルス優勝を含むツアー24勝をあげ、ダブルスでは四大大会12度の優勝を誇る。
オリンピックにはソウル五輪、バルセロナ五輪、アトランタ五輪の3度出場し、アトランタ五輪では単複共にメダルを獲得。1999年に現役を引退した。
2015年の東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)では元世界ランク4位のI・マヨーリ(クロアチア)とペアを組み、
大坂なおみ/
村松千裕組とのエキシビジョンマッチに登場し、年齢を感じさせない巧みなショットで観客を沸かせていた。
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