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チリッチ、コーチと別れ

男子テニスで世界ランク6位のM・チリッチ(クロアチア)は8日、自身の公式フェイスブックでJ・ビョークマン(スウェーデン)とのコーチ関係を終了することを明かした。

45歳のビョークマンは現役時代にダブルスの名手として活躍し、生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)を達成。通算で54度の優勝を飾り、2001年7月に世界ランク1位に上り詰めた。

さらに、シングルスではASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)など6大会でタイトルを獲得。通算成績は414勝362敗で、1997年11月には世界ランキングで自己最高の4位を記録した。

チリッチはフェイスブックで「私たちはこの期間、素晴らしい結果を残し、素晴らしい関係を確立した。ビョークマンと共に活動することはとても楽しかった。彼の全ての努力に感謝し、彼のプロフェッショナルとしての生活と私生活の両方での幸運を祈る」と感謝を綴った。

29歳のチリッチは、昨年8月にビョークマンとコーチ関係をスタート。スイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)で錦織圭を破って優勝を飾り、ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)に2年ぶりの出場を果たした。

今シーズンは、TEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)でタイトルを獲得。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では四大大会2度目となる決勝に進出し、R・フェデラー(スイス)に敗れるも準優勝を飾った。






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(2017年12月9日8時15分)

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