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ワウリンカ 全豪出場を決断

男子テニスで世界ランク9位のS・ワウリンカ(スイス)は13日の会見で、15日から開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)への出場を決断したと明かした。

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「膝が良くなるように地元で数カ月 練習をしていたから、それは正しい選択だったと思う。この1週間には満足している。自分自身をプッシュし、トップ選手と練習したのは大切なことだった。まだ望んでいるレベルではないと分かっている。そこへたどり着くのは長い道のり。でも、今の膝の状態には満足している」

ワウリンカは2014年の全豪オープンで四大大会初優勝、その後も2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と2016年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で頂点に立った。しかし、昨年8月から膝の負傷を理由に休養へ入り、その後は手術を受けた。

今大会に第9シードで出場するワウリンカは第1シードのR・ナダル(スペイン)、第3シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第14シードのN・ジョコビッチ(セルビア)らと会場で練習して復帰への手応えを得るも、膝の痛みは今もあると述べた。

休養期間については「8週間も松葉杖の生活だった。まずは歩くことから始めた。説明するのは難しい。アスリートにとってこんな状況を乗り越えるのは本当にタフなこと」と明かした。

また、四大大会3勝へ導いてくれたM・ノーマン(スウェーデン)との関係が終了となったことについては「マグナス(ノーマン)から関係を終わりにしたいと聞いた時は、とても辛かった。自分にとってマグナスはコーチであり、友人以上の存在だった。また彼とスタートさせることができないと知ったのは辛かった。怒りより、悲しみが大きかった。それでも長年自分にしてくれたことや、共にグランドスラムで優勝したことなど、全てに感謝」と語った。

復帰初戦でワウリンカは、世界ランク138位のR・ベランキス(リトアニア)と対戦する。上位シード勢が勝ち進むと、3回戦で第20シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)、4回戦で第5シードのD・ティーム(オーストリア)と顔を合わせる組み合わせ。

「まずは肉体的に元のレベルへ戻すこと。数週間、数カ月必要なのは分かっている。どれくらいかかるかは分からない。でも、それが最初の目標。それから次の目標を決めたい」






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(2018年1月14日11時04分)

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