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西岡、全豪終え課題と手応え

西岡良仁
西岡良仁
画像提供: tennis365.net
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は3日目の17日、シングルスとダブルスに出場した西岡良仁は、試合後の会見で今大会を振り返った。

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昨年4月に左脚の前十字靭帯断裂で手術を受けた西岡は、シングルス1回戦で第27シードのP・コールシュライバー(ドイツ)をフルセットで破り、復帰後の公式戦で初勝利をあげた。この日の2回戦では、全豪オープンと相性が良い元世界ランク18位のA・セッピ(イタリア)に1-6, 3-6, 4-6のストレートで敗れた。



「セッピ選手がブレずに、あのプレーを貫いてきた。食らいついていけなかったのがショックで、悔しさはあります」

課題については「フォアの感覚が戻っていないので、セッピ選手から主導権を握れなかったです。まだ感覚を掴めていないので、試合数をこなしていくしかないです」と1回戦を終えた時と同じフォアハンドをあげた。

悔しさを感じる反面、昨年に世界ランキングで58位を記録した西岡は「1回戦を勝てたのは嬉しかったです。膝が治ってきたという自信はあります」と手応えを得ている。



また、同日に行われたダブルス1回戦でM・フチョビッチ(ハンガリー)とペアを組んだ西岡は、第6シードのB・ブライアン(アメリカ)/ M・ブライアン(アメリカ)組から第1セットを先取。第2セットの第9ゲームでは3本のブレークチャンスを握った。

しかし、ブライアン兄弟にサービスキープを許すとセットカウント1−1に追いつかれ、その後は流れを引き戻せず逆転負けを喫した。



「勝てると思い、ちょっと夢を見ました。ファイナルセットはブレークされた瞬間に気持ちが抜けました。ダブルスに関しては、ここまでできるとは思っていなかったです。今年のグランドスラムは、なるべくダブルスに出る予定です」

2017年、『これから』という時にけがに見舞われるも、今大会で復活した22歳の西岡の活躍に期待がかかる。






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(2018年1月17日21時42分)

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