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死闘制した国枝 全豪3年ぶりV

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、車いすの男子シングルス決勝が行われ、国枝慎吾がS・ウデ(フランス)を4-6, 6-1, 7-6 (7-3)の死闘の末に破り、3年ぶり9度目の優勝を果たした。四大大会では2015年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来のタイトル獲得となった。

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決勝戦、第1ゲームでブレークを許した元世界ランク1位の国枝は前後左右へ打ち分けてくるウデに苦戦し、第1セットを落とす。

第2セットは第2ゲームで2本連続のリターンを決めてブレークに成功。続く第3ゲームはブレークバックを許したが、国枝は第4ゲームから4ゲームを連取し、セットカウント1−1に追いつく。

ファイナルセットはウデにマッチポイントを握られたが、国枝はピンチをしのいで2時間41分で逆転勝利。2016年に肘の手術を受け、以降は四大大会のタイトルに手が届いていなかったが、メルボルンの地で復活を印象付けた。

33歳の国枝は今大会のダブルスにG・フェルナンデス(アルゼンチン)とのペアで出場したが、1回戦で第1シードのA・ヒューウェット(英国)/ G・リード(英国)組にフルセットで敗れていた。






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(2018年1月27日20時42分)

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