男子テニスで下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス決勝が行われ、復帰後初優勝を飾った第1シードの
錦織圭が自身の公式アプリに動画を投稿し「まだまだ課題点はありますが、いいスタートをきれたと思います」と手応えを得ていた。
>>杉田ら南フランスOP対戦表<<続けて「応援ありがとうございました。優勝することができました。まずはチャレンジャーですが、いい試合ができ、内容も徐々に良くなってきています。これからも頑張ります」と完全復活へ向けて意気込んだ。
決勝戦、錦織は世界ランク158位の
M・マクドナルド(アメリカ)にわずか1ゲームしか与えずに第1セットを先取。第2セットの第9ゲームでは2本のマッチポイントを逃したが、続く第10ゲームをサービスキープし、6-1, 6-4のストレートで2010年11月のノックスビル・チャレンジャー(アメリカ/ノックスビル、室内ハード、ATPチャレンジャー)以来 約7年ぶりの下部大会優勝を飾った。試合時間は1時間19分。
世界ランク27位の錦織は、昨年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)開幕前に右手首を負傷し、以降の全大会を欠場。今年1月のニューポート・ビーチ・チャレンジャー(アメリカ/ニューポートビーチ、ハード、ATPチャレンジャー)で約5カ月ぶりの公式戦に臨んだが、初戦敗退を喫していた。
復帰第2戦となった今大会は、1回戦で前週敗れていた
D・ノビコフ(アメリカ)にストレート勝ちでリベンジ。2回戦で
M・バッヒンガー(ドイツ)、準々決勝でD・コプファー(ドイツ)に苦戦しながらも勝利、準決勝では
ユング・ジェイソン(台湾)を破った。
今後は、12日開幕のニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)、26日からのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)に出場する予定。
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