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急逝 複元世界1位のフラッチ

男子プロテニス協会のATPは13日に公式サイトで、ダブルス元世界ランク1位で6度のグランドスラム優勝を誇り、1988年のソウル・オリンピックの男子ダブルス金メダリストであるK・フラッチ(アメリカ)が12日に病のため54歳の若さで急逝したことを明かした。

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フラッチは大のゴルフ好きでもあり、わずか1週間前にはカリフォルニアで36ホールをプレーしていた。その後は気管支炎を患い、敗血症を発症。懸命の処置にも関わらず、フラッチはカリフォルニア大学サンフランシスコ校のメディカル・センターで家族に看取られながら息を引き取った。

フラッチは1985年10月14日にATPダブルス・ランキングで1位へ上り詰めた。R・セグーソ(アメリカ)とのペアでは、1983年から1995年のウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)まで352勝130敗の成績を残し、共に28大会で優勝を飾った。それには1987年と1988年のウィンブルドンの連覇と1985年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の優勝も含まれる。

さらに、1987・1989年は全米オープンで準優勝も飾った。またフラッチは、R・リーチ(アメリカ)と組んで1993年の全米オープンでもタイトルを獲得。男子ダブルスの決勝戦では34勝24敗の成績を残して1996年に14年のプロテニス人生に終止符を打ち、かねてより望んでいたコーチに転身した。生涯のダブルス成績は443勝215敗。






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(2018年3月14日15時54分)

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