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男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500）は２７日、シングルス準々決勝が行われ、３連覇と１１度目の優勝を狙う第１シードのＲ・ナダル（スペイン）が世界ランク１４０位のＭ・クリザン（スロバキア）を6-0, 7-5のストレートで下してベスト４進出を果たし、クレーコートでの連続獲得セット数を４２へ更新した。

＞＞バルセロナ対戦表＜＜

この日、世界ランク１位のナダルは１ゲームも与えずに第１セットを先取。しかし第２セットに入ると、元王者のＮ・ジョコビッチ（セルビア）らを破り勝ち上がってきた予選勝者のクリザンに苦戦し、第１ゲームでブレークを許す。

第１０ゲームでナダルはクリザンに３本のセットポイントを握られてクレーコートでの連続獲得セット数が４１でストップする崖っぷちに追い込まれるも、第９ゲームから４ゲームを連取する猛攻を見せた。

第１２ゲームでは２本目のマッチポイントで、最後はクリザンのショットがアウトして１時間４５分で勝利。クレーコートでの連勝記録を１７へ伸ばした。

準決勝では、第４シードのＤ・ゴファン（ベルギー）と第８シードのＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）の勝者と対戦する。

王者ナダルは昨年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）からクレーコートで負けておらず、前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）では決勝で錦織圭を下して大会史上最多１１度目の優勝を飾った。

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・誤審に2度激怒 明らかにアウト
・「考えてほしい」とナダル苦言
・猛抗議も判定覆らず 主審はイン


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