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錦織 青ノートでメンタル回復

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会6日目の1日、男子シングルス3回戦が行われ、第21シードの錦織圭が第13シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4, 6-4, 5-7, 6-1で破り、2016年以来2年ぶり4度目のベスト16進出を果たした。

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この日の第1セット、錦織はミスを重ねてシュワルツマンにリードされてゲームカウント1−4のスロースタートになった。しかし、ここから5ゲームを連取すると、第2セットも主導権を握り、セットカウント2−0と勝利へ王手をかける。

第3セットは落としたが、第4セットに入るとシュワルツマンを圧倒。4本目のマッチポイントではストレートのフォアハンド・ウィナーを放ち、3時間18分で勝利。右拳をつくり、安堵の表情を見せた。

試合後の会見では「正直、硬さがあったスタートだった。どんどん打たれてしまっていた。ちょっとずついいポイントを組み立てれるようになった。あそこまで流れが変わるとは思わなかった。調子も上がって、自信もついてプレーできていた。出だしは悪かったながらも、うまく修正できたと思います」と振り返った。

「特に4セット目は納得のいくプレーだった。5セット目にいっていたら、彼(シュワルツマン)に攻められる展開もありえた。自信は戻ってきてます。この調子で乗り切りたいです」

また、試合中に青いノートを見ていたことについては「メンタルがキーでもあるので、自分に大切な何個かのワードを書いてあります。試合中は忘れがちになるので、思い出してプレーするように見てます」と明かした。

4回戦では、世界ランク34位のP・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。両者は3度目の対戦で、錦織の2連勝。今年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)3回戦ではコールシュライバーにストレートで勝利している。

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【放送予定】
8月27日(月)〜9月10日(月)

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(2018年9月2日12時23分)

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