2019年1月14日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は6日、男子世界ランク114位の
J・クブラー(オーストラリア)と女子世界ランク111位のP・ホン(オーストラリア)の2選手に、全豪オープンと12月31日に開幕するブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、 ATP250)の2大会のワイルドカード(主催者推薦枠)が与えられたことを発表した。
25歳のクブラーは今年、チャレンジャー2大会で優勝しており、8月には自身初となるトップ100入りを果たした。全豪オープンでは本戦1回戦で
P・カレノ=ブスタ(スペイン)に敗れて2回戦進出とはならなかった。
今回ワイルドカードを獲得したクブラーは「ブリスベン国際でプレーする機会を与えられてとても感謝している。自分の故郷でプレーをするのはかなり久しぶりだから」
「この大会でプレーをするのは自分にとってとても特別なことだし、2019年シーズンをスタートさせる最高の形。家族や友人など、地元のファンが応援してくれる前でのプレーを楽しみにしている。全豪オープンでプレーするチャンスはすごいことだし、本当に感謝している」と喜びをコメントした。
一方、20歳のホンは今年10月に行われたITFサーキットで優勝。全豪オープンには予選から出場するも、予選決勝で敗れて本戦入りを逃した。
ホンは「2年前にもチャンスがあったが、今はWTAツアーで戦ってきたからより経験を積めるはず。たくさんの地元の観客が来てくれる雰囲気は最高だし、試合をしている時にいつも応援してくれる観客の前でプレーできることは常に興奮してしまう」
「誰と対戦しようとタフな試合になるはず。第1シードとの対戦にならないことを願うけど、もしそうなってもセンターコートでプレーできるし、そこでの雰囲気は素晴らしいはず。誰と対戦しても失うものは何もない」と意気込みを語った。
また、クブラーとホンの他に、男子は世界ランク107位の
J・ソック(アメリカ)、同255位のゼ・リー(中国)、同258位の
JW・ツォンガ(フランス)、女子では世界ランク181位の
ペン・シュアイ(中国)、同203位のW・オシグウェ(アメリカ)、619位のC・ ブレル(フランス)らが全豪オープンへワイルドカードで出場することが決まっている。
「
大坂なおみ 開花〜完璧主義者が描く未来〜」
日本人男女で初となるグランドスラムシングルス優勝を成し遂げた大坂なおみ。突出した才能が開花した2018年を豊富な独自取材を元に振り返る。
【放送予定】
12月8日(土)よる6:00
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