テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日、女子シングルス2回戦が行われ、第18シードの
G・ムグルサ(スペイン)が世界ランク38位の
J・コンタ(イギリス)を6-4, 6-7 (3-7), 7-5のフルセットで破り、3回戦進出を果たした。試合終了時、時計の針は深夜3時を回っていた。
>>錦織vsソウサ 1ポイント速報<<>>錦織ら全豪OP対戦表<<前に行われていた
A・ズベレフ(ドイツ)と
J・シャルディ(フランス)の男子シングルス2回戦が3時間46分におよんだため、ムグルサとコンタの2回戦の試合開始は深夜0時が過ぎていた。
2時間42分の激闘の末に惜敗したコンタは会見で「誰にとっても理想的ではない。寝る時間にスポーツをすることは、誰に対しても理想的ではない」と苦言を呈した。
「でも、これが現実。お互い同じ条件。同じ挑戦に対処しなければならなかった」
試合前の調整については「もちろん食事をとった。いつも通りに準備した。遅いスタートになるのは分かっていた。男子の5セットマッチのあとにスケジュールされていたから。21時や22時前のスタートになるとは思っていなかった。それでも普段と同じような準備をしていた。男子のタフな試合が明らかにいくつかあった。でも、夕方の試合にスケジュールされているのと同じ準備をただしていた」とコメント。
すでにスケジュールが終了していた3番コートへ移動する可能性があったものの、予定されていたマーガレット・コート・アリーナで試合は行われた。
「ズベレフとシャルディの試合が第5セットになった時、3番コートでスタートしようとしていた。そこはカモメの糞があちこちに落ちていた。コートを綺麗にする必要があった。掃除が終わる頃には同じくらい遅いスタートになってしまっていた」
「お互いもっと早く試合を始めたかったと思うのは当然。深夜0時過ぎに試合になるのは誰にとっても理想的なはずがない。残念ながら、私たちがスケジュールを作っているわけではない。お互い同じ状況に対処しなければならない」
「試合はとてもいいものになった。あの試合を日中にやれば、もっと多くの観客が楽しめたはず。それは残念だった。そう考えると、ただただ残念だったと思う」
元世界ランク4位のコンタは「どの試合からも何かを学ぶ機会にしたい。何かを学び、勝利したかった。でも、そうはいかなかった。いつもしているように、これからも前を向き続けたい」と述べた。
一方、勝利したムグルサは、3回戦で
T・バシンスキー(スイス)と対戦する。
同日の2回戦では第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第4シードの
大坂なおみ、第6シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第7シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)らが3回戦進出を決めた。
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