女子テニスのドバイ・デューティフリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、プレミア)は23日、シングルス決勝が行われ、世界ランク45位の
B・ベンチッチ(スイス)が第2シードの
P・クヴィトバ(チェコ)を6-3, 1-6, 6-2のフルセットで破り、スイス勢では2001年の
M・ヒンギス(スイス)以来18年ぶり2人目の優勝を果たした。
>>錦織らドバイ対戦表<<>>錦織vsペール 1ポイント速報<<女子プロテニス協会のWTA公式サイトには「信じられない。驚くべきこと。未だに信じることができない」とベンチッチのコメントが掲載されている。
2016年に世界ランク7位へ上り詰めていたベンチッチだったが、近年は手首などのけがに苦しんでいた。
ベンチッチはノーシードからタイトルを獲得した。第8シードの
A・サバレンカ(ベラルーシ)との3回戦は6本のマッチポイントをしのぎ、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)との準々決勝は逆転勝利、準決勝では3連覇を狙っていた第6シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を下していた。
「負けてもおかしくない試合でサバレンカに勝った。2回勝てただけでも上出来だという考えはなかった。何度も負けそうになった。最終的にこうしてチャンピオンになれたなんて、信じられない。とても難しい試合ばかりだった」
21歳のベンチッチは28歳のクヴィトバに0勝3敗と1度も勝利したことがなかったが、この日は1時間43分で初勝利をあげた。
「ペトラ(クヴィトバ)をリスペクトしている。彼女は素晴らしい選手。1ポイント1ポイントを必死に戦った。先のことは考えずにプレーしていた。勝った瞬間は、信じられなかった。1セット取っただけでも凄いことだと思っていた」
この優勝で、ベンチッチは25日に発表の世界ランキングで23位へ浮上することが確定した。
一方、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾ったクヴィトバは、シドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、プレミア)に続き今季2勝目とはならなかった。
クヴィトバは「メルボルンでは、もっといいプレーができていたと思う。大会通してサービスで戦ってきた。それが今日はあまりよくなかった。セカンドサービスからの展開ばかりになってしまった」と振り返った。
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