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敗退も「良いレッスンだった」

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク67位のH・ホルカシュ(ポーランド)は第4シードのR・フェデラー(スイス)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初のベスト4進出とはならなかった。

>>フェデラーvsナダル1ポイント速報<<

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初の対戦となったこの試合、素早い攻めを見せるフェデラーに押し込まれたホルカシュは2度のブレークを許し、1時間13分で力尽きた。

男子テニス協会ATPの公式サイトでホルカシュは「競争し、戦うこと。そして自分を信じ、できる事を試していた。ロジャー(フェデラー)は重要な瞬間に素晴らしいプレーをしていた。第2セットではほんの少しチャンスがあった。今日は僕にとって素晴らしいレッスンだったと思う」と語った。

続けて「あのような大きなスタジアムでロジャー・フェデラーと試合をすることは他とは違うことだ。試合を通して見ると一方的ではなかったとは思う。彼は本当に、本当に良いプレーをしていた。それでもまだチャンスは少しはあったから、その位置まで行き着くためのモチベーションも得ることができた」と話した。

22歳のホルカシュは今大会、1回戦で世界ランク206位のD・ヤング(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで破ると、2回戦は第28シードのL・プイユ(フランス)を6-2, 3-6, 6-4のフルセットで、3回戦は第6シードの錦織圭を4-6, 6-4, 6-3の逆転で、4回戦で第24シードのD・シャポバロフ(カナダ)を7-6 (7-3), 2-6, 6-3のフルセットで破り準々決勝へ駒を進めていた。

一方、勝利したフェデラーは決勝進出をかけて、準決勝で第2シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは準々決勝で第12シードのK・カチャノフをストレートで下しての勝ち上がり。

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(2019年3月16日10時18分)

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