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ジョコ落胆「チャンスあった」

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス4回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は第22シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)に6-1, 5-7, 3-6の逆転で敗れ、ベスト8進出とはならなかった。

>>マイアミOP対戦表<<

マイアミ・オープンで6度の優勝を誇る世界ランク1位のジョコビッチはゲームカウント5−0とリードすると、最後はサービスエースを放ち第1セットを先取。しかし、第2セットで同25位のバウティスタ=アグに2度のブレークを許してセットカウント1−1に追いつかれる。

ファイナルセットでは最後フォアハンドのウィナーを決められ、2時間29分で力尽きた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されており「彼(バウティスタ=アグ)は安定した選手。素晴らしい逆転劇におめでとうと言いたい」とバウティスタ=アグを称賛した。

続けて「でも、負ける試合ではなかった。何度もチャンスがあった。チャンスを逃し過ぎてしまった。試合が終わるまでにチャンスを活かせない時は、こんなことが起きてしまう」と落胆した。

両者は今回が10度目の対戦で、ジョコビッチの7勝3敗と差を縮められた。

今年1月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)準決勝に続き、ジョコビッチに2連勝したバウティスタ=アグは「攻撃的なプレーをした。ミスを少なくするように心がけ、ポイントが始まる時にサービスやリターンから集中するようにしていた。最終的にそれがうまくいった」と喜びを語った。

「スコアを離されないようにしなければいけなかった。ノヴァーク(ジョコビッチ)にリードを許すと、攻撃的なプレーをしてくる。見ての通り、第1セットは彼と同じレベルではプレーをさせてもらえなかった」

バウティスタ=アグは準々決勝で第7シードのJ・イズナー(アメリカ)と対戦する。2連覇を狙うイズナーは4回戦で第19シードのK・エドモンド(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日の4回戦では第6シードのK・アンダーソン(南アフリカ)、第11シードのB・チョリッチ(クロアチア)、第20シードのD・シャポバロフ(カナダ)、第28シードのF・ティアフォー(アメリカ)、予選勝者で世界ランク57位のF・オジェ アリアシム(カナダ)がベスト8へ駒を進めた。

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(2019年3月27日16時59分)

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