adidas TENNIS CLINIC by Kentaro Masuda
2019年3月30日(土)、青山学院大学緑ヶ丘グラウンドにて、青山学院大学大学硬式庭球部に向けてadidas TENNIS CLINIC by Kentaro Masudaが開催された。
クリニックは、元日本代表コーチである
増田健太郎氏が講師を努め、アディダスのシューズSOLECOURT BOOSTを着用しながら、「プロのプレーヤーとフットワーク」をテーマに、アップからストロークやボレー等様々なメニューが行われた。
クリニックのメニューは、オーソドックスなものだが、随所に増田氏にしか話せないプロのプレーヤーの視点や、意識の違いについての話があり、普段では体験できないクリニックになった。
「フットワーク」がテーマということもあり、最初のアップからかなりハードなものだったが、最後にはコートを猛ダッシュで往復するラインタッチで締めくくった。
学生からは
「普段はメニューも自分たちで考えて練習しています。今日のクリニックでは変わったメニューとかではなく、基本的な練習の視点(打点は前とか)や、ステップの仕方や意識の仕方を指導頂いて、改めて普段の練習の際に意識しようと思いました。」
というような声があり、ハードな練習だけでなく、それぞれが貴重な体験をしたことに充実感を得ていた。
今回のクリニックについて青山学院大学の山下監督は、
「今回のような貴重なクリニックを企画して頂いたアディダスさん、講師をしていただいた増田健太郎さんに感謝しております。日頃、学生たちは自分たちでメニューを考えて取り組んでいますが、日々の中でどうしてもマンネリ化してしまいがち。こういった機会があることで大きな刺激になったと思います。」
と語っている。
今回のクリニックを終え、一番伝えたかったことについて増田氏は下記のように述べた。
「意識の部分は本当に大きいと思います。プロとそうでない人は同じ練習でもそこに対する目標とか、取り組む意識が違っています。例えば、ただ打ち返すことだけを考えてラケットを振るのか、実際の試合だと考えていつでもどこにでも動けるようにすることを考えてラケットを振るのでは全く違います。より具体的にわかって練習をしているのがプロだと思います。こういった意識が芽生える事によって、今日の練習だけうまくいくのではなく、今後このコートでみなさんが練習していく中で役に立つということに重きを置いて伝えました。」
今回の参加者が使用したシューズSOLECOURT BOOSTは、アディダスが2018年に発表した、すべてのコートサーフェスに対応する「マルチコート」アウトソールを採用した、アディダスの2019年春夏シリーズのトップモデル。反発力のある「BOOST(ブースト)」ミッドソールを使用し、クッション性に優れ次の1歩を生み出す推進力を生み出している。
今回のイベントを通して使用者の感想は以下の通り。
−学生
「特にかかとが安定していた感じがありました。」
「ソール外側に出っ張りがあり安定感があった。」
「普段は柔らかめのシューズなので、違いをすごく感じた。」
−増田氏
「以前はこういうシューズは耐久性があり思いきり踏み込めるのですが、少し硬いイメージがありました。今回のシューズは非常に履きやすくなったと思います。前面にはスペースが確保されて幅広くなったという感覚ですね。この履きやすさに加えてブーストが入っているので、思いっきり足をついてもふわっと柔らかく、ジャンプの時もシューズがポンっと跳ねてくれるので助けてくれます。ソールはハードコートでも若干スライドが起こせて力を逃してくれるので、思いっきりハードコートでも足をついていけます。サイドにガードがあるので、横に足を持っていかれる心配もなく、安心感のあるシューズですね。」
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