女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミア・マンダトリー)は7日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
大坂なおみが世界ランク73位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)を7-6 (7-5), 3-6, 6-0のフルセットで破り、ベスト16進出を果たした。
>>錦織らマドリッドOP対戦表<<>>大坂らマドリッドOP対戦表<<第1セットをタイブレークの末に先取した大坂は第2セットも先にリードした。しかしミスを連発すると、セットカウント1−1に追いつかれる。ファイナルセットでは、ポイントが決まると声を出して自身を鼓舞し、粘るソリベス=トルモを2時間35分で振り切った。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトには大坂のコメントが掲載されており「彼女(ソリベス=トルモ)とは以前対戦していたし、1度だけ練習をした。でも、それは数年前のこと。彼女がよく走るのを覚えている。彼女のテニスは、とてもクレーコートに合っていると感じる。難しい試合になるだろうと分かっていた」と語った。
「第1セットは、ちょっとラッキーだった。第2セットに入ると、ちょっと集中力を失ってしまった。ファイナルセットは、ゾンビのようなモードになった。勝つためにしなければいけないことを考えていた」
3回戦では、世界ランク33位の
A・サスノビッチ(ベラルーシ)と対戦する。サスノビッチは2回戦で予選から勝ち上がってきた同109位の
A・カロリーナ・スクミエドロワ(スロバキア)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者は3度目の対戦で、大坂の2連勝。昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)3回戦では6-0, 6-0のスコアでサスノビッチを破っている。
大坂は「全米オープンはハードコート。ハードコートは、自分の家のような感じ。もちろん、彼女(サスノビッチ)との最後の試合について考えるだろうけど、自分にとっては全く新しい試合。彼女は本当に素晴らしい選手だから、次の試合も勝つべきなどと考えたくはない。彼女はここで2試合で勝利している」と述べている。
同日の2回戦では第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)らが3回戦へ進出した。
第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)は予選勝者で世界ランク85位の
K・コズロバ(ウクライナ)にフルセットで敗れ、2回戦で姿を消した。第4シードの
A・ケルバー(ドイツ)は練習中の右足首負傷により棄権した。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 マドリード」
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