男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）は９日、シングルス３回戦が行われ、第３シードの
Ａ・ズベレフ（ドイツ）が世界ランク５２位の
Ｈ・ホルカシュ（ポーランド）を3-6, 6-4, 6-4の逆転で破り、ベスト８進出を果たした。
＞＞マドリッドOP男子対戦表＜＜＞＞マドリッドOP女子対戦表＜＜昨年覇者のズべレフは第１セットを予選から勝ち上がったホルカシュに先取されるも、第２・ファイナルセットは２度ずつのブレークに成功し２時間９分で試合を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでズべレフのコメントを掲載しており「ここにはいつもいい思い出があるし、うまくプレーできる。戻ってこられてうれしいし僕はまだ世界のベストな選手の１人であることをプレーで証明できたのもいいことだ」と語った。
準々決勝では第８シードの
Ｓ・チチパス（ギリシャ）とベスト４進出をかけて対戦する。両者は３度目の対戦で戦績は１勝１敗。チチパスは３回戦で世界ランク３８位の
Ｆ・ベルダスコ（スペイン）をストレートで下しての勝ち上がり。
チチパスは試合後に「すごくいいプレーができた。ベルダスコにチャンスを与えなかった。この試合はすごく勝ちたかったんだ。サービスとフォアハンドの調子がよくて、コートでの粘りや柔軟性をよくしていた」と述べた。
「簡単ではなかった。みんなベルダスコを応援している感じだった。彼は地元の選手だし、もちろんそうだろうと思った。ここのみんなは彼が大好きだし、大変だった。ギリシャからの応援もあったからそれもうれしかった」
同日の３回戦では第１シードの
Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）、第２シードの
Ｒ・ナダル（スペイン）、第４シードの
Ｒ・フェデラー（スイス）、第５シードの
Ｄ・ティーム（オーストリア）、第９シードの
Ｍ・チリッチ（クロアチア）、世界ランク３４位の
Ｓ・ワウリンカ（スイス）もベスト８へ進出した。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 マドリード」
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