2019 DUNLOP SRIXON CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会 兼ワールドジュニアテニス世界大会代表選考会(千葉県・吉田記念テニス研修センター/ハードコート)は大会最終日の19日に、14歳以下の男女シングルス決勝が行われ、男子は第2シードの前田優(九州・ラフ)、女子は第1シードの石井さやか(関東・TEAM YONEZAWA)が優勝をおさめた。
ともにトップシード同士の対決となった男女決勝。
男子決勝は、第1シードの眞田将吾(東海・三重グリーンTC所属)がサウスポーから繰り出す切れ味の鋭いショットと速いコートカバーリングで要所でポイントを重ねて第1セットを6-4で先取。
第2セットも眞田がゲームカウント4-2とリードし、そのまま押し切るかと思われたが、粘る前田がタイブレークに持ち込みこのセットを奪うと試合の流れは前田に傾き、4-6, 7-6(7-4), 6-1で前田が逆転勝利を決めた。
14歳以下 男子優勝の前田優
14歳以下 男子準優勝の眞田将吾
女子決勝、第2シードの小林杏菜(九州・海の中道M&T)が第1セットを6-4で先取し第2セットも先行する展開になるが、石井が持ち前の安定感のある深いストロークで試合の主導権を奪い返し、7-5で1セットオールに。
ファイナルセット、石井が5-3でサービングフォーザマッチを迎え、これを小林が5-5と盛り返すも石井が7-5で振り切り、約2時間20分に及んだ熱戦に終止符を打った。
14歳以下 女子優勝の石井さやか
14歳以下 女子準優勝の小林杏菜
また同日には3位決定戦とコンソレーション決勝も行われた。
結果は以下の通り。
■14歳以下 男子シングルス
【決勝】
前田優[2] vs. 眞田将吾[1], 4-6, 7-6(7-4), 6-1
【3位決定戦】
本田尚也[8](関東・サトウGTC) vs. 高妻蘭丸(九州・日向学院中学校), 6-4 6-4
【コンソレーション決勝】
服部伶矢(関西・TAクレセント城陽) vs. 三城貴雅(関東・荏原SSC), 6-1, 6-2
■14歳以下 女子シングルス
【決勝】
石井さやか[1] vs. 小林杏菜[2], 4-6, 7-5, 7-5
【3位決定戦】
齋藤咲良(関東・MAT Tennis Academy)[8] vs. クロスリー真優, 1-6, 6-3, 6-4
【コンソレーション決勝】
松田鈴子(東海・チェリーTC) vs. 高絢果(中国・UP.Set), 6-2, 5-7, [10-6]
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