テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２日、男子シングルス４回戦が行われ、世界ランク３８位の
Ｂ・ペール（フランス）は第７シードの
錦織圭に2-6, 7-6 (10-8), 2-6, 7-6 (10-8), 5-7のフルセットで敗れ、惜しくも自身初の四大大会ベスト８進出とはならなかった。試合後の会見では「素晴らしい選手である圭に勝てた試合だった」と落胆した。
＞＞錦織vsナダル 1ポイント速報＜＜＞＞錦織ら全仏OP対戦表＜＜この試合は前日に行われたが、ペールからセットカウント１−２の時点で日没順延となっていた。
再開後、観客からの声援を受けるペールは、第４セットで錦織に握られたマッチポイントをしのいでファイナルセットへ持ち込んだ。
その後、ゲームカウント４−１とリードしたペールは第９ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。しかし錦織に反撃を許すと、第１１・第１２ゲームを連取されて力尽きた。
「ファイナルセットでサービング・フォー・ザ・マッチがあったけど、試合を決めるのは簡単ではない。第４セットのタイブレークは、少し緊張した。圭も同じだった。彼（錦織）はタイブレークで２・３回ダブルフォルトをした。普段、彼はあのような場面で強いはずだ」
「もちろん、精神的にはつらい。試合に負けて、とても悲しい。でも今週僕がやってきたことには、うれしいと感じているよ」
一方、勝利した錦織は、準々決勝で第２シードの
Ｒ・ナダル（スペイン）と対戦する。ナダルは４回戦で世界ランク７８位の
Ｊ・ロンデロ（アルゼンチン）をストレートで下しての勝ち上がり。
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