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逆転勝ちで四大大会初8強へ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス4回戦が行われ、第26シードのG・ペラ(アルゼンチン)が第15シードのM・ラオニッチ(カナダ)を3-6, 4-6, 6-3, 7-6 (7-3), 8-6の逆転で破り、四大大会初のベスト8進出を果たした。

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この試合の第1・第2セット、ペラはラオニッチの強力なサービスに苦戦。ブレークチャンスを握ることができずに落とし、崖っぷちに追い込まれる。しかし、第3セットで息を吹き返すと、セットカウント2−2で迎えたファイナルセットでは8本のサービスエースを決められながらも1度のブレークに成功。ラオニッチとの初対戦を3時間42分で制した。

試合後の記者会見でペラは「試合の序盤は、彼(ラオニッチ)とはこれまで対戦していなかったからよく分からなかった。ビッグサービスがあるのは知っていた。しかし試合が長くなれば、彼のサービスに対して自分のテニスがより向上するのは分かっていた。第3セット以降はより一層良いリターンをし始めたと思う。彼もそれを感じていたと思う」と振り返った。

29歳のペラは四大大会初の4強入りをかけて、準々決勝で第23シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは4回戦で第28シードのB・ペール(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードのR・フェデラー(スイス)、第3シードのR・ナダル(スペイン)、第8シードの錦織圭、第21シードのD・ゴファン(ベルギー)、世界ランク世界ランク65位のS・クエリー(アメリカ)がベスト8へ駒を進めている。

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(2019年7月9日15時00分)

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