男子テニスのロジャーズ・カップ（カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000）は１０日、シングルス準決勝が行われ、第８シードのＤ・メドヴェデフ（ロシア）が第６シードのＫ・ハチャノフ（ロシア）との同胞対決を6-1, 7-6 (8-6)のストレートで制し、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初の決勝進出を果たした。

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第１セット、メドヴェデフはファーストサービスが入った時に１００パーセントの確率でポイントを獲得するとハチャノフを圧倒。第２セットは両者２度のブレークからタイブレークの末に１時間２３分でメドヴェデフが勝利。前週のシティ・オープン（アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500）に続き２週連続、今季５度目の決勝進出を決めた。

２月のソフィア・オープン（ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250）以来 今季２勝目に王手をかけたメドヴェデフは、決勝で第１シードのＲ・ナダル（スペイン）と対戦する。

２連覇と５度目の優勝を狙うナダルは、準決勝で対戦予定だった第１６シードのＧ・モンフィス（フランス）の棄権により決勝へ駒を進めている。

またメドヴェデフは１２日発表の世界ランキングで、自己最高の８位以上が確定している。

「錦織圭 出場予定　男子テニスATPツアー マスターズ1000 シンシナティ」

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