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セリーナ、ミス連発でV逃す

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は7日、女子シングルス決勝が行われ、第8シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)は第15シードのB・アンドレースク(カナダ)に3-6, 5-7のストレートで敗れ、2014年以来5年ぶり7度目の優勝を逃した。また、M・コート(オーストラリア)に並ぶ歴代最多タイの四大大会24勝目の偉業達成とはならなかった。

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決勝戦、序盤からミスを連発するセリーナは第1セットを落とすと、第2セットはゲームカウント1−5とリードを許す。そこからアンドレースクに握られたチャンピオンシップ・ポイントをしのぐ粘りを見せたが、第11・第12ゲームを連取されて1時間39分で力尽きた。

2017年の9月に第一子を出産後、セリーナはタイトルに手が届いておらず、最後に優勝したのは同年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)。この日に優勝していると、全米オープンではC・エバート(アメリカ)を抜き歴代最多102勝目だった。

表彰式のスピーチで37歳のセリーナは「この2週間は、みんなが素晴らしい応援をしてくれた。本当に感謝している」と語った。

「第2セットの後半は『もう少し長くここにいるために戦おう』と考えていた。声援がどんどん大きくなっていった。もう少しうまくプレーできたと思う」

続けて「ビアンカ(アンドレースク)、とても素晴らしいプレーだった。優勝おめでとう。すごくいいプレーだった。ともにプレーできて、とてもうれしい」と19歳のアンドレースクを称賛した。

「20年間、このレベルでプレーし続けるのは簡単ではない。けど、この瞬間をチームと何年も共有することができてうれしいし、誇りに思う」

「全米オープンテニス」
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(2019年9月8日9時22分)

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