男子テニスの楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオン シップス 2019(日本/東京、ハード、ATP500)は大会初日の30日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク126位の
杉田祐一は第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、2017年以来2年ぶり2度目の初戦突破とはならなかった。
>>ジョコら楽天OP対戦表<<>>西岡vsソウサ 1ポイント速報<<4年連続8度目の同大会出場となった杉田は、この試合、第9ゲームで唯一与えたブレークチャンスをチリッチに決められ第1セットを落とす。第2セットではファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントしたが第9ゲームでブレークを許し、初対戦となったチリッチに1時間14分で敗れた。
杉田は試合後の会見で、チリッチとは20歳ごろにトレーニングをしていた仲だったと明かし「一言で表すなら真面目な人という感じです。サービスに自信があって1ブレークすればいい、割り切ってプレーしてくる。リズムも取りづらいので、僕のようなラリーでリズムを作りだしていくタイプは難しいです」と語った。
「ここからが勝負だと思います。楽天オープンで負けて残念だけど、切り替えていきたいです。(今後は)自分のテニスをどう出していくかが課題です」
また杉田は、今年8月に
鈴木貴男とのコーチ関係を解消した。今後については「今はコーチ無しの状態です。年末までには何らかの結論を出したいと思っています」と話した。
一方、2016・2017年の同大会で4強入りしている30歳のチリッチは2回戦で、世界ランク54位の
L・ソネゴ(イタリア)と同143位の
チョン・ヒョン(韓国)のどちらかと対戦する。
第1シードは
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードは
B・チョリッチ(クロアチア)、第3シードは
D・ゴファン(ベルギー)、第4シードは
B・ペール(フランス)、第5シードは
L・プイユ(フランス)、第7シードは
T・フリッツ(アメリカ)、第8シードは
A・デ ミノー(オーストラリア)。
「楽天ジャパンオープンテニス」
国内で行なわれる唯一の男子テニスATPツアー。改修後、初となる有明テニスの森公園での熱戦の模様を放送する。
【放送予定】
9月30日(月)〜10月6日(日)連日生中継[第1日無料放送]
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