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チチパス「自分を疑っていた」

男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は24日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク70位のR・ベランキス(リトアニア)を6-7 (4-7), 6-2, 6-4の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチチパスのコメントが掲載されている。

この日、予選勝者のベランキスを2時間1分で振り切ったチチパスは「第1セットのタイブレークはリズムを失った感じだった。恐らくリターンが原因で、ずっと自分自身を疑ってプレーをしていた。精神的な強さを持ってプレーできていなかった」と振り返った。

「なんとか冷静さを維持することができて、第2セットは完璧だったと思う。彼(ベランキス)から2度のブレークができた。序盤でブレークし、それからは何とかずっとサービスをキープすることができた」

チチパスは準々決勝で世界ランク46位のF・クライノビッチ(セルビア)と顔を合わせる。クライノビッチは2回戦で第5シードのF・フォニーニ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

11月に行われるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への出場が確定しているチチパスは「ここまでの数日間でいくつかのことを試してきた。試合中にある程度プレーが落ちることはあるかもしれないと思っていた。最終的にそれが功を奏した。よりリスクを犯したし、より挑戦した。多くのミスをしたけど、ちょっとだけ普段より挑戦して彼(ベランキス)に示そうとした。僕はネットへ出て、より攻撃的になろうとしているということを」と語った。

同日の2回戦では第7シードのS・ワウリンカ(スイス)がベスト8へ進出したが、背中の負傷により第1シードのR・フェデラー(スイス)との準々決勝を棄権した。

また、第4シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)は8強入りするも、第6シードのD・ゴファン(ベルギー)は2回戦で敗退した。

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(2019年10月25日10時48分)

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