男子テニスの国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア/シドニー、ハード)は11日、セルビアとロシアの準決勝が行われており、シングルスの第2試合で世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が同5位のD・メドヴェデフを6-1, 5-7, 6-4のフルセットで破り、2勝0敗として決勝進出を決めた。
>>大坂らブリスベン国際 対戦表<<>>大坂vsプリスコバ 1ポイント速報<<シングルス2試合、ダブルス1試合で争われる今大会。第1試合で世界ランク34位の
D・ラヨビッチ(セルビア)が同17位の
K・ハチャノフ(ロシア)をストレートで下していたセルビアは、第2試合にジョコビッチが登場した。
ジョコビッチはこの試合、ファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど、メドヴェデフにブレークを許すことなく第1セットを先取。第2セットでもジョコビッチは第1ゲームでブレークに成功。しかし、直後の第2ゲームでこの試合初のブレークを許すとその後はメドヴェデフのドロップショットなどで揺さぶられ再びブレークを奪われセットカウント1−1に追いつかれる。
ファイナルセット、第5ゲームでこの試合5度目のブレークを奪ったジョコビッチがその後もリードを守り、2時間49分の死闘の末に勝利した。
ジョコビッチは試合後のオンコートインタビューで「物凄い試合だった。本当にタフ。メドヴェデフは素晴らしい選手だった。このような試合を経験できたのは本当に良かった。応援してくれたセルビアのファンの人たちにも感謝したい」と語った。
セルビアは優勝をかけて、オーストラリアとスペインのどちらかと対戦する。
11日に組まれたセルビアとロシアの組み合わせは以下の通り。
シングルス第1試合:D・ラヨビッチ 7-5, 7-6 (7-1) K・ハチャノフ
シングルス第2試合:N・ジョコビッチ 6-1, 5-7, 6-4 D・メドヴェデフ
ダブルス:N・カチッチ(セルビア)/
V・トロイキ(セルビア) vs
T・ガバシュビリ(ロシア)/ K・クラブチュク(ロシア)
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