男子テニスで世界ランク26位の
N・キリオス(オーストラリア)は18日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の会場で会見に臨み、現在も被害が拡大しているオーストラリアの山火事被害と自身の大会への思いを語った。
>>ナダル、ジョコら全豪OP男子対戦表<<>>大坂ら全豪OP女子対戦表<<オーストラリアで現在も延焼が続いている山火事被害は、煙や火災の影響で多くの人命や動植物、民家などの建造物に被害を出している。
オーストラリアのキャンベラ出身のキリオスは会見で「この大会に100パーセント集中する、という切り替えをするのは簡単なことじゃない。僕の心はテニスをプレーすることにおいてまだ完全な状態ではない。現実で何が起きているのか、まだとても厳しい状況のはず。それでもできる限りの準備はしているつもりはある。練習などを見る人たちは僕を見て興奮して喜んでくれている。ここでプレーする度に多くのサポートを受けていると感じることができるんだ。現時点での最大のパフォーマンスを見せなければいけない」と決意を語った。
24歳のキリオスは全豪オープンに7年連続7度目の出場。2015年にはベスト8へ駒を進めたが、昨年は1回戦で
M・ラオニッチ(カナダ)にストレートで敗れている。
今大会の初戦では世界ランク52位の
L・ソネゴ(イタリア)と対戦する。両者は2度目の顔合わせでキリオスの1勝。
「ソネゴはとても難しい選手。去年シンシナティで彼とプレーしたがタフな試合だった。すべてが秀でていて、サービスやフォアハンドがとても良い」
この試合の勝者は2回戦で世界ランク44位の
P・クエバス(ウルグアイ)と同57位の
G・シモン(フランス)のどちらかと対戦する。
「全豪オープンテニス」
2020シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープン。2019年全豪を制覇し、日本人で初めて世界ランキング1位になった
大坂なおみなど、今年の行方を占うトッププレーヤーたちの熱い戦いに世界中が注目する!
【放送予定】
1月20日(月)〜2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送
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